核心区、緩衝区:高美野生動物保護区において、重要な動植物の生息地であるため、立ち入りを禁止とする。
永続利用区:観光客に体験してもらうために開放しているが、野生動植物の生息を妨害してはならない。また、水泳、シュノーケリング、または道具等を使用したウォーターレジャーも禁止とする。
リンク:分区規制事項
台中市と、台中県の各自然生態保育協会が行った長期の調査によると、高美湿地には、記録上の累計で18目50科155種の鳥類が生息しているという。その記録の中には、絶滅の危機に瀕しているクロツラヘラサギや、滅多に見ることのできないカラシラサギ、ミサゴ、コミミズク、ズグロカモメなども含まれている。これらの渡り鳥を、渡りの習性により、、さらに6つの分類に分けられる。留鳥、冬鳥、夏鳥、旅鳥、迷い鳥、帰化鳥あるいは不明の6種類である。さらに飛来する群れの数でみれば、シギ科、チドリ科、サギ科が最も多く占めている。もし壮観な鳥の群れを見たければ、春か秋の渡り鳥が移動する季節に高美湿地に来ると、ちょうど最も状態の良い時期なので、バードウォッチングには最適である。