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高美のストーリー

高美燈塔、臺中市立清水幼兒園高西分校

高美灯台は民国56(1967)年に建設された。西海岸間の船舶の航行に必要だったこと、桃園の白沙岬灯台と澎湖の目斗嶼灯台間の照明の不十分を補うことを目的としていた。点灯開始から15年後、彰化県の芳苑灯台と台中港灯台との距離が近すぎるとして、灯具は台中港灯台へと移植された。紅白のコントラストを纏った高美灯台は、初期は、大肚山麓で海に面している大甲、梧棲、沙鹿、清水の4つの町にとって重要なランドマークであった。現在では、紅白の灯台と、その隣にある西洋風の城をモチーフとした台中市立清水幼稚園高西分校とあわさり、高美湿地を象徴するランドマークとなっている。

高美燈塔、臺中市立清水幼兒園高西分校

高美海堤

高美湿地には海に面している場所に堤防が作られている。北から順に、番仔寮堤防、高美一號、高美二號という名前がついている。

高美海堤

高美湿地観光案内センター、高美雙曲景觀橋

高美湿地観光案内センターは、二階建ての鉄筋コンクリート造りの複合建造物で、高美湿地の南側に位置している。高美雙曲景觀橋は、民国105年に竣工し、同じく高美湿地の南側、清水大放水口がある場所に位置している。

高美湿地観光案内センター高美雙曲景觀橋

木桟道

民国103年(2014)に作られた。全長691m。木桟道は、高美湿地の解説半島から、高美野生動物保護区の核心地域にまたがり、バッファエリア、永続利用区まで続いている。直接湿地に足を踏み入れることなく湿地を見ることができるので、観光客が湿地上の動植物に与える影響を減らす役割を担っている。

木棧道

ベトナム戦争時の米軍の送油管

ベトナム戦争時、米軍のタンカーは、高美沖に停泊し、この送油管を使い、石油燃料を高北里にある加圧ポンプ場へと送り、そこから大甲渓沿いの道路地下にある送油管を使って、東の頂湳里客庄まで送り、そこからさらに楊厝里にある大楊貯油庫へと送り、保管していた。

高北里にある加圧ポンプ場

風力発電システム

高美湿地の南側、環港北路沿いには、18基の風力発電システムが設置されており、「風車通り」と呼ばれている。風車の高さは約64m、重さは5.7トン。18基の風車が稼働を開始したのは民国96年(2007)中ごろで、理論上36000ワットの電力を生産可能である。

風力発電システム

※以上の地名資料は洪敏麟 (1993) 臺中縣地名沿革專輯,第一輯を参照した。臺中縣立文化中心。

※ 関連する観光サービス情報は、台中観光トラベルサイトで検索するか、台中市政府観光旅遊局にお問い合わせください。
▶ 台中観光トラベルサイト(中文繁体)
▶ 台中市政府観光旅遊局(中文繁体) TEL:+886-4-2228-9111*58030