核心区、緩衝区:高美野生動物保護区において、重要な動植物の生息地であるため、立ち入りを禁止とする。
永続利用区:観光客に体験してもらうために開放しているが、野生動植物の生息を妨害してはならない。また、水泳、シュノーケリング、または道具等を使用したウォーターレジャーも禁止とする。
リンク:分区規制事項
特徴:外来種で、多年生の草本植物。1株の高さは約1~3mで、地下根茎は生長力がたくましく、土壌の深部にまで到達する。披針形の葉を形成し、長さは30~60cmで、葉に塩類腺を持っているため、葉の表面には白い粉状の塩が付着している。花序は円錐花序。耐塩性があり、深く張った根が土砂崩れ防止の役割を果たしている。南アメリカから中国に持ち込まれ、沿岸に植えられたが、それが今日では台湾にまでその生息域が広がっている。繁殖力が強い外来種で、生長の速度も速いため、本来の生態系を脅かしている。
広域分布は高美湿地の核心区内。
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