核心区、緩衝区:高美野生動物保護区において、重要な動植物の生息地であるため、立ち入りを禁止とする。
永続利用区:観光客に体験してもらうために開放しているが、野生動植物の生息を妨害してはならない。また、水泳、シュノーケリング、または道具等を使用したウォーターレジャーも禁止とする。
リンク:分区規制事項
特徴:グンバイヒルガオは台湾の海岸の砂浜でよく見られる海浜植物で、葉は馬の鞍のような形をしており、赤紫色でラッパ状の花を咲かす。蔓性の海浜植物で、耐塩性を持つため、土砂崩れ防止の役割を担っている。葉は厚みがあり柔らかく、気孔が少なく表面は光沢を帯びているため、日差しが強い環境下でも水分が減少せず、枯れない。また、馬の鞍の形をした葉は角度を変えることができ、日中の直射日光が当たることを防いでいる。上記のような特性を持っているため、浜辺などの劣悪な環境下でも生存でき、海浜植物の中でも優位に立っている植物である。
高美湿地の番仔寮堤防の核心区内。
引用