核心区、緩衝区:高美野生動物保護区において、重要な動植物の生息地であるため、立ち入りを禁止とする。
永続利用区:観光客に体験してもらうために開放しているが、野生動植物の生息を妨害してはならない。また、水泳、シュノーケリング、または道具等を使用したウォーターレジャーも禁止とする。
リンク:分区規制事項
ハマガニは日が暮れかけている夕暮れ時に出没することが多く、体型はやや大きい。甲羅の大きさは約3〜4cmで、体色は変わりやすく、大きく分けて紫色の個体と黄色の個体の2種類に分けられる。眼柄と甲羅の縁は赤色をしており、足の関節部分は明るい橙色をしている。ハマガニは通常河口の草むらに生息しており、食性は雑食。カニなどの死骸のほか、植物の破片なども捕食する。非常に神経質で警戒心が強いため、通常、近距離での観察は困難である。望遠鏡などを用いて、食事の様子を観察することができる。そのほかに、紫色のハマガニはとても鮮やかな色をしており、夕暮れ時の夕日に照らされる姿は、さながら干潟にアメジストが落ちているかのような輝きを放っている。
高美湿地の岸辺に近い干潟。
引用