核心区、緩衝区:高美野生動物保護区において、重要な動植物の生息地であるため、立ち入りを禁止とする。
永続利用区:観光客に体験してもらうために開放しているが、野生動植物の生息を妨害してはならない。また、水泳、シュノーケリング、または道具等を使用したウォーターレジャーも禁止とする。
リンク:分区規制事項
成体の甲羅の大きさは約5cm程で、高美濕地のカニの中ではかなり体格の大きいものである。しかし、亜潮帯に生息している種のため、水から離れて活動することができない。また、平べったいオール状の足を持っている。これは浅瀬での生活に適応するために進化した結果である。満潮時には水中でのんびりとしている。干潮時になると浅瀬か、あるいは浅く水の張っている低潮帯の中に身を隠す。肉食性で、他のカニを捕食する場面や、時には偶然その場に居合わせた2、3匹のキンセンガニが魚の死骸を奪い合っている場面も見られる。
高美湿地の砂浜で、毎年5月~10月にかけてよく見かけられる。
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